前回、おとっちゃんの失礼な姿をご覧になって、軽い吐き気とめまいを覚えた方、
申し訳ありませんでした。
お口直しというところで、きれいどころのジョイお嬢様に登場していただきましょう。
小柄で華奢なジョイちゃん、お耳が漆黒のロングヘアーのようで
うるわしいじゃあ、ありませんか。
一方、相方のチャーミー君
相変わらずの、おやじ顔ですなー。
ママレモン(母)とチャーミー、餌をよこせと立っとります。
あ、ジョイまで・・・。
この子たちは、いつも静かに寄り添ってます。
なごむわ~
さて、今回はポニ子姐さんの話をしよう。
ポニーのポ二子姐さんが、ポニー牧場にやって来たのは、今から25年ほど前、
先代のポニー牧場の管理人「ひろじい」が、四国の「むつごろうさん」になりたいと
牧場を作った時だ。
だから、ポニ子(以下、敬称略)はポニー牧場の全てを知っている。
動物達の誕生、そして死。ひろじいのこと、俺様のこと。
おとっちゃんより遥かに見てきているのだ。
まさに、ポニー牧場の生き字引だ。(人間語は、喋れんけど)
そのポニ子が、今年の春ごろから、ちょくちょく倒れるようになった。
ポ二子は、25歳を軽く超えている。 だから、そろそろ老衰かも・・・とみんな覚悟した。
おとっちゃんは、どきどきしながら朝の餌やりに行っていたらしい。
ちょうど、青草が生え始めた頃で、最後においしいものを食べさせてやりたいと
おとっちゃんは、毎日草を刈ってポニ子にやった。
そしたら、いつも倒れていたポニ子が、立っている時間が少しずつ多くなり
夏がおわった頃には、肉もついてすっかり復活してしまったのだ。
ブラボーである
ポニ子の生命力と、おとっちゃんの愛の勝利だ。
ポニ子もいつかは死ぬ。
その時、こわもてのおとっちゃんは、人知れず泣くんだろう。
動物と関わりあうと、うれしい事と同じくらい辛いことも多い。
でも、おとっちゃんは今日も草を刈る。
みんな元気でいろよ、と願いながら。
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ママレモンとチャーミー
立ってるの?? すご~ぃかわいい~~^^ 癒されるわ~~NAME:Pテンコウ | 2010.11.06(土) 19:15 | URL | [Edit]
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